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RMCとRMFRPの違い

よくある質問の1つに、ロールマスター・クラシック(RMC)とロールマスター・ファンタジーロールプレイング(RMFRP)とではどこが違うのかという 質問があります。この違いについて詳しく説明するため、ゲームシステムの項目ごとに違いをまとめた表を以下に作成しましたのでご覧ください。

システムの項目 ロー ルマスター・クラシック
(RMC)
ロー ルマスター・
ファンタジーロールプレイング
(RMFRP)
能力値 RMCとRMFRPは同じ10個の能力値を持っているものの、能力値ボーナスはRMCの方が2~3倍ほ ど大きい。

成長点は、どちらとも能力値によって決まる。

RMCとRMFRPは同じ10個の能力値を持っているものの、RMFRPの能力値ボーナスはRMCより も小さい。この能力値ボーナスは対応する技能にも影響する(下記参照)。

成長点は、どちらとも能力値によって決まる。

種族 RMCのコアルールブックである「キャラクターロー」には、11種類の種族がある。 RMFRP基本ルールブックには5種類の種族があり、RMFRPの「キャラクターロー」(RMCの 「キャラクターロー」とは異なる)で7種類の種族と混血種族が追加。

この7種類のうち6種類はクラシックにも存在する種族となっているものの、RMCの「フェアエルフ」はRMFRPでは「グレイエルフ」と改名され、 さらにRMFRPの「キャラクターロー」では混血人(ミックスマン)という種族が追加されている。

文化 文化はどの言語が話せるかということを決める場合を除き、その他のことには何も影響しない。ただしゲー ムマスター(GM)は、文化によって初期キャラクターが得られる技能や装備に制限を加えることが可能である。 RMFRPの文化の項目には「種族の解説」があり、ここではキャラクター作成に関するさらに詳しい情 報、服飾,忌避項目,寿命,嗜好,宗教,家族構成などといったことを提供している。

またRMFRPの「キャラクターロー」では、一般人(コモンマン)と混血人(ミックスマン)で選択することができる文化が拡張されており、これらの 種族にとって標準的といえる文化がいくつか提供されている。

冒険職 RMCのコアルールブックである「キャラクターロー」には20もの冒険職が用意されており、このうち 15の冒険職は魔法使いの冒険職となっている。
この15の魔法使いの冒険職のうち、3つは兼業魔法使い(半魔法使い)、3つは複合魔法使い、それ以外は専業魔法使い(純粋魔法使い)と なっている。

技能を伸ばすときに支払う成長点コストは、それぞれの冒険職ごとに別々のものが技能ごとに設定されている。

RMFRP基本ルールブックには9つの冒険職が用意されており、このうち6つは魔法使いの冒険職となっ ている。RMFRPの「キャラクターロー」ではさらに11の冒険職が追加されており、合計で20の冒険職となる。このうち15の冒険職は魔法使いの冒険職 となっている。

この15の魔法使いの冒険職のうち、6つは兼業魔法使い(半魔法使い)、3つは複合魔法使い、それ以外は専業魔法使い(純粋魔法使い)となってい る。

技能を伸ばすときに支払う成長点コストは、それぞれの冒険職ごとに別々のものが技能ごとに設定されている。

技能 RMCのコアルールには28の主要技能があり、さらに43もの副次技能がオプションとし て用意されている。GMは、この副次技能をさまざまな組み合わせで利用することができる。すべての技能はそれぞれ1つか2つの能力値と関係しており、それ らの能力値ボーナスの平均値を技能ボーナスに利用することになる。

呪文を修得することも技能を修得することとして扱われるため、すべてのキャラクターが呪文を修得することが可能となっている。ただし、キャラクター の冒険職と魔法界(魔法の発生源)によって修得する呪文と修得できるレベルが決まっている。

どの技能をゲーム中で利用できるようにするかを決めることができるのはGMだけとなっている。

RMFRPには300を超える技能があり、それらの技能は56ある技能分野にそれぞれ分類されている。

プレイヤーは個別技能と技能分類についてそれぞれ技能ランクを修得することができる。各技能はそれぞれ3つの能力値と関係しており、これらの能力値ボーナスとその技能の技能ランクから技能ボーナスを算出する。

RMFRPでは、冒険職ごとに設定されている標準的なコストに加えて、制限技能,標準技能,専門技能といったものも冒険職ごとに独自なものが設定さ れている。この冒険職ごとの独自設定は1ランク分の修得コストを支払った場合に実際に得られるランク数を変えるというものになっており、2ランク分の修得 コストを支払って1ランク得られるものから、1ランク分の修得コストを支払って3ランク得られるといったものまである。

冒険職特典 RMCでは、専業魔法使いと複合魔法使い以外の冒険職は〈武器技能〉にボーナス修正をもらっている。こ のボーナスはレベルごとに+1~+3ずつのボーナスとなっており、すべての〈武器技能〉に対して一律に適用される。専業魔法使いと複合魔法使いの場合、レ ベルごとに+1のボーナスがすべての〈呪文詠唱〉に適用される。 RMFRPでは、冒険職特典は固定値ボーナスとなっており、キャラクター作成時に適用される。これらの ボーナスは5の倍数(+5,+10,+15,+20など)で与えられ、指定された技能分類に属する技能すべてに適用される。
訓練パック RMCには訓練パックに相当するルールは存在していない。 RMFRPでは、訓練パックはいくつかの技能のランクをひとまとめにしてキャラクターに修得させること ができるお得なセット商品となっており、お得なアイテムをいくつかまとめて手に入れようとする場合によく似ている。一般的に訓練パックは、その訓練課程を 持つ系統や分野ごと、またはその職業(仕事)独自の訓練所ごとに特訓を受けることによって修得するものとなっている。

訓練パックにはそれぞれ、冒険職ごとに独自の修得コストが設定されている。

呪文 RMCの「スペルロー」には、同じRMCの「キャラクターロー」にある冒険職で必要となる呪文すべてが 掲載されており、さらに各魔法界ごとに邪悪系呪文も用意されている。

RMCでは、基本的な呪文の修得方法は比較的簡単なものではあるがランダム性がある。プレイヤーが望むなら呪文リストに対してランクを修得し、修得 したランク1つごとに+5のボーナスを加えてパーセント判定を行なうことになる。判定結果が100以上であればキャラクターはその呪文リストの一区分(冒 険職と公開呪文,秘伝呪文,専用呪文といった呪文リストの種類により異なる)を修得したことになる。また呪文リスト修得の別の方法としてオプションルール も利用できるようになっている。

さまざまな種類の呪文をどのように分類するかについて議論されてきたおかげで、RMCの「スペルロー」では呪文の種類がとても洗練されている。例え ば、RMCからは受動魔法という呪文の種類がなくなり情報魔法と実用魔法に分類し直されているのである。

RMFRPの「スペルロー」は、神霊界,精気界,念力界の3つの本に分かれている。それぞれの本にはそ の呪文界で必要になる呪文すべてが掲載されており、さらにその魔法界の邪悪系呪文も用意されている。

呪文リストのランクを修得するということは、その呪文リストで修得したランクと同じ呪文レベルまでの呪文をキャラクターが知っているということにな る。キャラクターは修得しようとする呪文リストの分類が異なると(つまり公開呪文,秘伝呪文,専用呪文,他職専用呪文,他界の呪文など)、その呪文リスト の修得コストも異なってしまうことになる。

戦闘ルール RMCの「アームズロー」には30もの武器ごとに別々の武器攻撃表があり、さらに13もの特殊攻撃表や たくさんの痛打表にしくじり表といったものが扱われている。これらを利用することで、つまらない戦闘などなくなってしまう。

また「アームズロー」には、RMCのために特別に設計された特殊な戦闘イニシアチブシステムが掲載されている。これは動きのあるパーセント系戦闘シ ステムの例となるものであり、さらに戦闘中の行動を扱う上で自由度の高いシステムとなっている。

RMFRP基本ルールブックには、戦闘で利用するものとして基本的な攻撃の種類ごとに1つの攻撃表に簡 略化された表が掲載してあり、さらに痛打表はRMCのものとは異なる書式で書かれている。RMFRPの痛打表では、フレーバーテキストと攻撃したときの追 加ダメージの項目とを完全に分けて書いてある。

戦闘イニシアチブシステムはRMCで利用されているルールとよく似ているが、1ラウンドは3つのフェイズ(瞬速行動,通常行動,慎重行動)に分かれ ており、キャラクターはそのすべてのフェイズで限界まで行動することができる。ただし、合計の行動パーセントが100%を超えてはならない。

RMFRPには同版の「アームズロー」の基本部分が組み込まれているが、これはRMCと基本的には同じもの(上記で解説している痛打表の項目を除 く)であり、いくらか追加項目が入っているくらいである。

オプションルール RMCの3つのコアルールブック(「キャラクターロー」,「アームズロー」,「スペルロー」)を合わせると文 字通り数十ものオプションルールがあり、GMは自分の設定と合わせるためにこれらのオプションルールを利用してロールマスターをカスタマイズすることがで きる。 RMFRPにはGMがゲームをカスタマイズするためのオプションルールがとても少ないものの型にはまっている ということはまったくないので、実際にはGMは自分の設定に合わせて完全に自由にゲームをカスタマイズすることができる(そして、そうすることが推奨されている)。
プレイするのに必要な本 RMCで遊ぶのに必要となる本は、RMCの「キャラクターロー」「スペルロー」「アー ムズロー」の3冊セットである。 RMFRPで遊ぶのに必要なのは、RMFRP基本ルールブックである「ロールマスター・ファンタジー ロールプレイング」だけである。ただし基本ルールブックで扱っている種族や冒険職の数はRMCよりも少ない(対応する項目を参照)。